ハリネズミの値段・販売価格

ハリネズミ

近年ペットで大人気となった小動物ハリネズミ!鳴き声や飼育スペースの問題が少なく、一人暮らしの方のペットや賃貸で住んでいる方がよく飼育している印象です。

そんなハリネズミをお迎えする時は、初期費用・飼育費用について、しっかりと確認しておきましょう。

今回はハリネズミのカラーの値段や、飼育していく上で必要になる費用について詳しく解説します。
神経質なハリネズミの飼育の際に注意したいポイントもご紹介します。

ハリネズミを飼うときの注意点

ハリネズミの値段は、ハリネズミの種類や購入するお店・ブリーダーによって異なりますが、おおよそ1~8万円ほどです。ペットショップでは3万円くらいで購入できることが多いです。いずれにしても、ハリネズミを譲り受ける際には、飼育環境・健康状態が良いかどうかを必ずチェックしましょう。管理が行き届いた良いショップ・ブリーダーであれば、ケージの中がしっかり掃除されて清潔にあ保たれているはずです!

また性別が分けられずに飼育されている場合は、購入した時メスが妊娠しており、飼育し始めてから出産したという例は少なくありません。メスのハリネズミは、平均すると生後約3ヶ月ほどで性成熟してしまうため、購入前に飼育されている間妊娠してしまうケースがあります。新しい赤ちゃんハリネズミまで育てられる自信がない場合には、性別が分けてあるか確認しましょう

ハリネズミは気温の変化にとても敏感で、飼育始めの頃はハリネズミがかなり緊張してしまうので、部屋の環境に慣れてもらうための時間が必要です。冬と夏は体調が不安定になる危険性があるため、なるべく気温差が少ない時期にお迎えするのがオススメです!

【種類(カラー)別】ハリネズミの販売価格

日本で飼育できるのは、「ヨツユビハリネズミ」という種類だけです。ヨツユビハリネズミのカラーは細かく分けると100種類以上あります。

その中でも特に人気のカラーと、それぞれの個体の値段の相場をご紹介します。

ソルト&ペッパー(スタンダード)

ソルト&ペッパー又の名をスタンダード、その名の通り塩・胡椒のような色の組み合わせで最も定番で、大人気のカラーです。

白い針に、黒または濃い茶色のバンド(針にある、帯状の異なる色の部分のこと)があり、皮膚と目の色は黒く、鼻先は黒色です。

値段
ソルト&ペッパー8,000〜35,000円

シナモン

シナモンは、上品な色合いで明るい素敵なカラーです!白い針に、明るいシナモンブラウンのバンドがあり、皮膚と鼻先はピンク色で、目のカラーは黒です。

値段
シナモン10,000〜40,000円

パイド

パイドは、色の種類ではなく、色のパターンのことです。牛やダルメシアンの様に色の割り合いが違う様な事です。ソルト&ペッパー・シナモンなど、どの色の子でも当てはまります。

白いぶち模様があったり、上半身・下半身で異なる色をしていたりという特徴があり、レアなカラーです。針の色がはっきりと2色に分かれているように見えることから、「ツートンカラー」とも呼ばれています。

値段
シナモン15,000〜40,000円

アルビノ

アルビノは色素がないため、全体が白い針で覆われています。皮膚と鼻はピンク色で、瞳の色は美しいルビー色です。

昔は頻々に見かけましたが、最近だとあまり見かけなくって希少価値が管理高くなっています。

値段
アルビノ15,000〜40,000円

シニコット

シニコットは、シナモンとアプリコットの中間色で、白い針にオレンジベージュのバンドを持っていて、皮膚と鼻先の色はピンクです。黒目タイプの「ブラックアイドシニコット」と、赤目タイプの「ルビーアイドシニコット」に分けられます。

バンドの茶色部分が、シナモンより薄く、アプリコットよりも茶色がやや濃いという特徴がありますが、見分けるのはかなり難しいです。ショップによっては、シナモンとシニコットを区別していないこともります。

値段
シニコット15,000〜60,000円

アプリコット

アプリコットは、白い針に、薄い茶色のバンドがあり、白っぽい皮膚と、ピンクの鼻先・ルビーのように赤い目が印象的です。かなり希少なカラーで年に数回見るくらい珍しいカラーです。

値段
アプリコット20,000〜80,000円

ハリネズミをネットで購入するのはNG!

ハリネズミをネットで購入することはできません。動物愛護法が2013年9月に改正されてから、販売者側は飼育者に対面販売することが義務付けられました。

万一、お店から直接ハリネズミを引き渡してもらえない場合や、ご自宅まで発送します、というサイトを見つけた場合には、決して取引しないようにしてください。

里親制度は、飼育初心者は不可の場合が多い

個体自体を無償で譲り受けられ、新たな飼い主を探しているハリネズミを引き取る、里親制度を利用することもできます。

しかし、 里親を探しているハリネズミの数はあまり多くなく(保護されている里子が少ない方が本来ならば望ましいことではありますが)、また募集があったとしても近所に住んでいる方のみに限定されていることがほとんどです。

さらに、一人暮らしの方など一緒に責任を持ってくれる家族がいない場合には、審査が通らないことも多いです。募集主によっても条件は異なりますが、里親募集のサイトや、お近くの動物病院などで、里子のハリネズミがいないか一度探してみましょう。

値段が安いからの理由でハリネズミは飼うな!

見た目も仕草も可愛いハリネズミを、「値段が安いから」という安易な気持ちで飼ってはいけません。

飼育用品の費用がかかるだけではなく、温湿度を保つための冷暖房費、病気になってしまった場合の治療費、様々なコストをしっかり考えてお迎えしてください。

小さな動物とはいえ、命を飼うことを忘れない様にしてください。

まとめ

ハリネズミの平均寿命は、3〜8年です。もちろん、ストレスなく伸び伸びと育ててあげられたなら、もっと長生きできる可能性もあります。ご飯やおやつ、床材の費用は常にかかり続けますし、ご説明した通り、病気になってしまった際の治療費も安くはないです。

たった一つの大切な命だからこそ、ハリネズミの事をよく考えた上で、大切な家族に迎え入れてください。

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